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2周年記念シンポ「朝日新聞バッシングと戦争への道 ―開戦記念日に考える」

「日隅一雄・情報流通促進基金」は設立2周年を記念して、真珠湾攻撃によって太平洋戦争の開戦となった12月8日、メディアのあり方を問うシンポジウムを開催します。激しい朝日新聞バッシングの中で、私たちが次の戦争を未然に防ぐために、いま、どのような営みを紡いでいくことが求められているのか。報道に携わる方々にご登壇頂き、開戦記念日に議論をします。

 

【日時】2014年12月8日(月)2014331114253

    18時45分(開場18時15分)

【会場】日比谷コンベンションホール

    (日比谷図書文化館B1F)

http://hibiyal.jp/hibiya/access.html

【交通】地下鉄霞ヶ関1分、内幸町2分

【参加費】500円(資料代)

【主催】日隅一雄・情報流通促進基金

【共催】NPJ(News for the People in Japan) 

【基調講演】原寿雄(元共同通信編集主幹)

      論文「ジャーナリズムの覚悟」(雑誌「世界」12月号掲載)執筆 

 

【パネリスト】金平茂紀(TVジャーナリスト TBS『報道特集』キャスター)

       倉澤治雄(ジャーナリスト、元日本テレビ解説主幹)

 

【コーディネーター】梓澤和幸(弁護士・情報流通促進基金理事・NPJ代表)

 


日隅一雄・情報流通促進賞は、表現の自由、情報公開、国民主権の促進に生涯を捧げた故日隅一雄弁護士(前NPJ編集長)の理念を基に、日隅一雄・情報流通促進基金によって2012年に設立されました。公正な情報の流通の促進をし、真の国民主権の実現に貢献している個人や団体を顕彰し、支援を行うことを目的としています。

 

この間、いわゆる原発事故についての「吉田調書」や慰安婦をめぐる朝日新聞の報道に対して、激しいバッシングがなされています。15年戦争のきっかけとなった柳条湖事件直後、「謀略的な匂いがする」と指摘していた大阪朝日新聞は、在郷軍人会などによる激しい不買運動を受け、「国家重大の時に際し、日本国民として軍部を支持し、国論の統一を図るは当然のことにして、現在の軍部及び軍事行動に絶対批判を下さず、極力これを支持すべきこと」との決定をしました(半藤一利・保坂正康『そして、メディアは日本を戦争に導いた』)。

激しい朝日新聞バッシングの中で、私たちが次の戦争を未然に防ぐために、いま、どのような営みを紡いでいくことが求められているのか、報道に携わる方々にご登壇頂き、開戦記念日に議論をします。当日は、2015年度情報流通促進賞の募集についても発表します。みなさまのご参加をお待ちしております。

 

 

【問い合わせ】東京千代田法律事務所 03−3255−8877